2020年09月22日20時41分
インターネットで映画などを見る動画配信サービスを契約している人の割合が30%を超えたことが、時事通信社が実施した「映画に関する世論調査」で分かった。特に18~29歳の若い世代では回答者の過半数を占めた。新型コロナ禍などで自宅で過ごす時間が長くなったことも背景にあるとみられる。
ネットフリックスやアマゾンプライムといった動画配信サービスの契約の有無を聞くと、「契約している」は31.0%に上り、昨年8月の同じ調査の20.3%から10.7ポイント増加していた。
年齢別では、18~29歳が54.9%(昨年37.5%)と大幅に増加。30歳代も51.1%(同34.7%)で半数を超えた。以下、40歳代43.9%(同23.3%)、50歳代35.8%(同25.8%)、60歳代20.7%(同16.0%)、70歳以上5.4%(同2.9%)と中高年世代でも大きく増えていた。
一方で、全員に「映画を見るためにレンタル店を利用するか」を聞くと、最多は「全く利用していない」の64.8%。「年に1回以下」も10.1%という結果だった。
ただ、動画配信サービスを契約している人に「映画館やDVDレンタル店は必要か」を聞くと、「映画館もレンタル店も必要」の回答が63.7%と多数を占めた。「映画館は必要だが、レンタル店は必要ない」は22.8%だった。
調査は8月7~10日、新型コロナの影響で沖縄県を除く全国の18歳以上の男女1977人に面接方式で実施。有効回収率は63.7%。
September 22, 2020 at 06:41PM
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