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ソニー系のインターネット広告会社、SMNは29日、テレビの視聴データを活用した広告配信サービスを始めると発表した。ソニーやパナソニックなどメーカーからテレビの視聴データを買い取り、自社が保有するウェブの閲覧データなどと組み合わせて個人の興味を分析する。データ分析から広告配信、効果計測まで展開し、テレビとネットの相乗効果を狙う。
SMNはスマートフォンなどで閲覧したウェブやアプリの行動データを保有している。新たにソニーなど4社から約500万台分のスマートテレビのデータを取得し、自社のデータと同じシステムで管理する。独自の推計技術で2種類のデータをひも付け、テレビで視聴した番組の内容に合わせてネット広告を配信できる。
広告業界では個人情報への配慮が求められている。SMNにデータを提供するテレビメーカーは個人の同意を得て情報を取得している。視聴者がスマートテレビを操作するスマホアプリに登録する際に同意する仕組みだ。SMNはテレビやネットの利用者をIDとして管理し、個人を特定せずにデータを分析する。
まずは主にテレビに広告を出稿する大企業の需要を見込む。2021年度までに1000件の広告展開をめざす。テレビと連動したネット広告などの展開を想定する。将来的にテレビとネットの融合が進めば、スマートテレビで個人に合わせたネット広告を流すことも視野に入れる。(清水孝輔)
September 29, 2020 at 03:47PM
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ソニー系、テレビの視聴データをネット広告に活用 - 日本経済新聞
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