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PC、スマホにネット口座…故人の「デジタル遺品」で途方に暮れないために! 結局”書き出し”が一番?(相続会議) - Yahoo!ニュース

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スマホやPC、ネットバンクなど故人が多くの「デジタル遺品」を残していた場合、のこされた家族はどのようなプロセスで遺品整理をすればよいのでしょうか。カギは「できることから」「見える化」のようです。デジタル遺品を長年取材してきたライターの古田雄介さんが解説します。

コロナ禍のデジタル遺品整理術とは

今年70歳になるという愛知県在住の女性・Kさんからは次のようなお便りをいただきました。 「今春、主人に先立たれました。かなり以前からパソコンやデジカメを趣味にしていて、書斎には3台のパソコン。あとは外付けハードディスクが大量に残されています。息子がお盆に整理してくれる予定でしたが、昨今のコロナ禍で延期になりそうです。もう相続手続きは済んでいますが、新たな金融資産などが出てきたらと不安です」 前回(家族が滞りなく引き継ぎできる、デジタル資産の「生前整理」の方法とは)は本人が元気なうちにできるデジタル資産対策を紹介しました。しかし残念ながら、何も準備されないまま本人が亡くなってしまい、遺族が途方に暮れるケースも多いのが現状です。 息子さんの手が借りられないとして、Kさんの不安を解消するにはどうしたらいいでしょうか。

できないことはできない、焦らずできることを

デジタル遺品を怖く感じる大きな要因に、製品の中に入れないと中に何があるか分からない、「見えにくさ」があります。 パソコンやスマートフォンに何が残されているかは、まずはログインし、そのうえでそれぞれの機器の操作法に従って全容を把握するという手順を踏まなければなりません。Kさんの夫君のように複数の機器を残された場合は、この作業を何度か繰り返すことになるでしょう。しかも、インターネット上にしかない資産が残っている可能性もあります。それらをデジタルに不慣れな人が完璧にこなすのは、どうにも難しいものです。 ここはもう息子さんが帰省するまで諦めてしまいましょう。お葬式も終わっていますし、連絡先や遺影写真を急いで探す必要が見当たらなければ、割り切って後回しにしてしまって構わないです。下手にログインを試したり無計画にデータを移動したりすると、かえって難易度を上げてしまう危険があるので、現状維持が最善手といえます。 見えにくい遺品の見えにくい領域を頑張って探すより、見える範囲で重要そうなものを探すほうがはるかに効率的です。放置しておいて危険な遺品は、自ずと見えやすいところに浮上してくる傾向がありますから。

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September 24, 2020 at 11:09AM
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