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死にたい・消えたい・孤独だ…ネット検索すると、相談案内サイト表示 - 読売新聞

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 9月の東京都自殺対策強化月間に合わせ、町田市は、インターネットで自殺関連の言葉を検索すると、市の相談案内サイトを広告として表示し、メールでの相談につなげる試みを始めた。新型コロナウイルス感染症の拡大による経済活動の停滞などで、自殺リスクの高まりが懸念されていることから、一刻も早い相談を促し、自殺を思いとどまらせることを目的にしている。

 「メールによるゲートキーパー相談事業」と題し、自殺防止に取り組むNPO法人・OVA(新宿区)に委託し、23日まで実施する。ゲートキーパーは、悩みに気づいたり、声かけをしたりして支える人のことで、「いのちの門番」とも言われている。都の自殺対策強化月間は9月と3月。市は来年3月1~22日にも、この事業を行う予定で、予算は約80万円。

 市によると、市内にいる人が「死にたい」「消えたい」「孤独だ」といった言葉をネット検索すると、検索連動広告機能により、相談案内サイトが表示される。サイトに接続すると、「自殺を考えているあなたへ」と記されたメッセージ画面が現れ、OVAへのメールでの相談に誘導する仕組みだ。

 同市は2019年度も、OVAに約100万円で業務を委託。市内で自殺関連の言葉を検索すると、市内外の様々な相談機関の一覧が広告として表示されるようにするとともに、接続件数の調査も依頼したが、メールでの相談につなげるシステムは導入していなかった。

 市によると、19年度の広告表示件数は約12万6000件、相談機関一覧への接続件数は約7800件だった。20年度は7月末までの4か月間で、広告表示件数は前年同期比約20%増の約4万9000件、接続件数は約30%増の約3000件に上っているという。

 メールでの相談があれば、24時間以内に精神保健福祉士や臨床心理士などの専門家が返信する。相談は匿名も可。相談サイトが表示されるのは、市内にいる人がグーグルで検索し、スマートフォンやパソコンの位置情報サービスを利用していることが条件になる。

 市保健所健康推進課の担当者は「相談できる人が誰もいない状況にはしないことで、自殺防止につなげたい」としている。

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September 06, 2020 at 12:08PM
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