国内
さいたま市のネットカフェで、女性店員を人質におよそ32時間立てこもった末に逮捕された男が、警察に対し、「ナイフを持っている」などと話していたことがわかった。
男の身柄がある大宮警察署前から河村忠徳記者が中継でお伝えする。
林一貴容疑者(40)は、捜査員とのやりとりの中で「ナイフを持っている。近づくと女性に危害を加える」と話す一方で、「捕まりたくない」とも話していた。
無職の林容疑者は、17日午後から、ネットカフェの個室ブースで20代の女性店員を人質におよそ32時間立てこもっていたが、18日午後11時前、警察の突入部隊によって現行犯逮捕された。
警察によると、交渉は30分や1時間ごとに行われ、林容疑者は「出るんで少し待ってくれよ」と言ったあと、「まだ出る気はない」などと態度を一転することが度々あったという。
そして、18日午後8時すぎに「休む」、「寝る」などと言ったあと反応がなくなったことから、警察は、林容疑者が疲れて寝ていると判断し、突入したという。
調べに対して、林容疑者は「間違いありません」と容疑を認めている。
警察は今後、取り調べを進めて、動機について解明する方針。
June 19, 2021 at 05:54AM
https://www.fnn.jp/articles/-/198476
ネットカフェ立てこもり 逮捕の男「ナイフを持っている」 - FNNプライムオンライン
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