武田良太総務相は6日の参院予算委員会で、携帯電話の契約情報をオンラインで切り替えられる「eSIM」の普及に意欲を示した。総務省が来夏としてきた指針の策定時期を来春に前倒しすると述べた。東京五輪・パラリンピックに間に合わせ、訪日客の利便性を高める。
同技術が普及すると携帯電話を契約する際、通信に必要な「SIMカード」を店舗や郵送で受け取る必要がなくなる。オンライン上の手続きで契約当日から利用できるようになる。総務省が10月に発表した携帯電話料金の引き下げに向けた行動計画で来夏の指針公表を盛り込んでいた。
武田氏は「訪日外国人観光客が簡易に手続きできるシステムを導入することが日本の大きな役割だ」と話した。公明党の石川博崇氏への答弁。
November 06, 2020 at 10:58AM
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携帯ネット契約普及策、来春前倒し 総務相 - 日本経済新聞
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