![フェイスブックの7~9月期決算は22%の増収だった(カリフォルニア州メンロパークの本社)](https://article-image-ix.nikkei.com/https%3A%2F%2Fimgix-proxy.n8s.jp%2FDSXMZO6564540030102020000001-PN1-2.jpg?auto=format%2Ccompress&ch=Width%2CDPR&fit=max&ixlib=java-1.2.0&s=f3bb759c335bd043ea5fb94a4e9b04e2)
フェイスブックの7~9月期決算は22%の増収だった(カリフォルニア州メンロパークの本社)
【シリコンバレー=佐藤浩実】米フェイスブックが29日に発表した2020年7~9月期決算は売上高が前年同期比22%増の214億7000万ドル(約2兆2500億円)だった。新型コロナウイルス下でオンライン販売に活路を求める企業の広告出稿が増え、純利益は29%増の78億4600万ドルとなった。いずれも四半期ベースで過去最高を更新した。
フェイスブックは売上高の99%をインターネット広告が占める。コロナの影響で小売業や飲食店がオンラインでの販売や営業活動に軸足を移したことで、ネット広告の出稿が増加した。
マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は「人々がつながりを維持し、経済的な機会をつくり出すために当社のサービスに依存し続けている」と述べた。憎悪を助長する投稿を放置したとして一部に広告出稿を見送る動きもあったが、影響は軽微だったようだ。
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9月末のフェイスブックの月間利用者数(MAU)は27億4000万人となり、3カ月前と比べて4000万人増えた。ただ米国とカナダでは100万人減少した。10~12月期も米国とカナダの利用者数は「横ばいか微減を見込んでいる」(デビッド・ウェーナー最高財務責任者=CFO)。対話アプリ「ワッツアップ」などを含むグループ全体のサービスの月間利用者数は32億1000万人だった。
フェイスブックは10~12月期の売上高について、7~9月期よりも前年同期比の増収率が上がるとみている。年末商戦向けの広告出稿が増えるためだ。このほか、仮想現実(VR)端末「オキュラス・クエスト2」の販売が広告外の収入増に寄与するとみている。
一方、決算会見では規制強化がフェイスブックの将来業績に及ぼす影響についてもコメントした。米アップルが新しい基本ソフト(OS)で外部企業による個人データの収集を制限する方針を示していることについて「21年の業績に対して大きな逆風となる」(ウェーナーCFO)と言う。
通信品位法230条の改正機運に関してはザッカーバーグ氏が「フェイスブックや他の企業にかかるコストについて具体的に話すのは難しい」と説明。「(コンテンツ管理について)透明性のあるプロセスを作ることに焦点を充てている」と話した。
October 30, 2020 at 04:24AM
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Facebook、22%増収 コロナでネット広告好調 7~9月 - 日本経済新聞
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