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離れていても秋満喫 ラ・フランス収穫、ネットで疑似体験 山形の果樹園 - 河北新報

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離れていても秋満喫 ラ・フランス収穫、ネットで疑似体験 山形の果樹園

オンラインでラ・フランスの生育状況などを説明する矢萩社長

 観光果樹園「王将果樹園」を運営するやまがたさくらんぼファーム(山形県天童市)は、果樹園に「AIR(エア)農園部」を開設し、インターネットを活用した疑似収穫体験を始めた。新型コロナウイルス下でも遠隔地の消費者とつながりを保ち、収束後は現地にも足を運んでもらう。山形県の多彩な果物の特色や栽培法を伝えるなど「部活動」のような仕組みを目指す。
 初の疑似収穫体験が18日、旬を迎えたラ・フランスを対象にあった。宮城県や首都圏などの5組がビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」で参加。矢萩美智(よしとも)社長(44)らが撮影する果樹の映像を見ながら、日当たりが良く、高い場所になっている果実を選んだ。果実はファーム側が収穫した。
 矢萩社長は、県産ラ・フランスが8月に「山形ラ・フランス」で地理的表示(GI)保護制度に登録されたことや、食べ頃の判断、食べ方などを伝えた。参加した広島県府中町の公務員宮本美保さん(57)は「山形の果物の大ファンなので、農園や果樹を見て気分が高まった。距離は遠いが訪ねてみたい」と話した。
 収穫後に予冷、追熟が必要ですぐには食べられないラ・フランスは従来、観光果樹園の収穫体験に適さなかった。ファームは消費者とオンラインでのやりとりを進める中、収穫の新たな仕組みづくりも工夫した。
 今後は、自宅の庭でサクランボの果樹を育てている参加者に様子を映してもらい、栽培法を助言するなどの企画も構想する。矢萩社長は「モモやブドウ、リンゴなどの果物好きが集まる部活動のようなグループに育てたい」と語る。
 参加者が選んだラ・フランスは予冷、追熟した上で、1玉300〜500円(送料別)で販売解禁日の29日以降に発送される。

2020年10月22日木曜日


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October 22, 2020 at 04:07AM
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