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被爆の実相、国内外に 軍医手記、ネットで公開 - 東京新聞

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 ホームページで無料公開されている「原爆の記」の表紙

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 広島で原爆に遭いながら、軍医として被爆者の治療に尽くした東京都旧田無市(現西東京市)元市長の故指田吾一さん(1969年に59歳で死去)の手記「原爆の記」と英訳の全文を、国際基督教大(ICU)がホームページで無料公開している。ロシアのウクライナ侵攻で核の脅威が高まる中、公開に携わった女性は「被爆の実相を国内外の多くの人に知ってほしい」と話す。

 指田さんは45年8月6日、軍医として赴任していた広島市で被爆した。自身も顔をやけどし、痛みに耐えながら、あり合わせの油などで被爆者の治療に奔走した。

 傷口にうじ虫がわいた人や放射線の影響で徐々に力尽きていく人…。「あらゆる破壊、あらゆる罪悪、あらゆる非人道の、言語に絶する地獄絵そのものだ」「核爆発を知らない人たちに見せてやりたい」。直後の惨状をそう記した。

 欧州連合(EU)日本政府代表部の次席大使などを務めた植田隆子さんは、ICU社会科学研究所所長だった2008年に英訳を含む手記を再版した。その後に絶版となったため、関係者の了承を得て今年2月、社会科学研究所のホームページで公開した。

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