大阪ガスは2月28日、家庭用インターネット通信事業に参入すると発表した。大手ガス会社の固定通信事業参入は初めて。3月1日からサービスの受け付けを始める。家庭用のガスや電力契約とセットにすると割引があるプランがあり、激化する顧客獲得競争を優位に進めたい考え。
具体的な契約件数や売り上げ目標は明らかにしなかったが、大ガスの田坂隆之副社長は「年間数万件の獲得を目指し、2030年には数十億円の利益水準のビジネスに育てたい」と説明した。
電力・ガスの小売り自由化により、家庭用エネルギー事業には大手電力や都市ガス以外にも携帯電話会社なども参入。大ガスの家庭用電気の供給件数は16年3月から21年12月で約160万件増加したものの、一方で家庭用ガスは、17年3月から21年12月で約130万件減少している。
田坂氏は「競争環境は大きく変わってきている。さまざまなサービスを一括提供することで(顧客から)選択されるようになりたい」と述べた。新型コロナウイルスで在宅時間が増えたことを背景に、自社でネットサービスを提供することで既存顧客の囲い込みにつなげる。
新たに開始する家庭用ネットサービス「さすガねっと」は通信速度に応じた3つのプラン(月額料金5280〜6050円)があり、ガスと合わせて契約すると月額330円の割引などがある。
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March 01, 2022 at 05:00AM
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