米沢市の小学校で、子どもたちがインターネットに潜む危険などを学ぶすごろくを作り、早速、すごろくで遊びながら注意点を学びました。
県警察本部は今年度、県内の小中学校と協力してインターネットの安全な使い方に関する動画を作るなど、啓発活動を行っています。
その一環で、２９日、米沢市立松川小学校の４年生およそ４０人が、米沢警察署の署員やボランティアの大学生らと、ネットに潜む危険などを学ぶためのすごろくを作りました。
子どもたちはグループに分かれたあと、「災害の情報が早く得られる」といったネットの便利な点や、逆に「個人情報を載せてしまった」といったネットの危険をふせんに書き込んで、すごろくのマスに貼っていき、すごろくを完成させました。
そして、自分たちで作ったすごろくを、早速使って遊びながら、ネットの注意点を学んでいました。
児童の１人は「すごろく作りは楽しかったです。オンラインゲームをすることもあるので、知らない人に住所などを教えないようにしたいです」と話していました。
米沢警察署の渡部敬子少年補導専門官は「インターネットの使い方をすごろく作りを通して、楽しみながら自分で考えて学んでほしい」と話していました。
完成したすごろくは、この小学校の低学年の児童などにも使ってもらう予定だということです。
October 29, 2021 at 11:11AM
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