2022年9月6日の日本経済新聞朝刊1面に「アマゾン、処方薬ネット販売」という記事がありました。アメリカのアマゾン・ドット・コムが日本で処方薬販売への参入を検討していることが分かりました。アマゾンの参入は、後れをとる日本のオンライン処方にとって、どのくらい意味があることなのでしょうか。
![](https://article-image-ix.nikkei.com/https%3A%2F%2Fimgix-proxy.n8s.jp%2FDSXZQO2368956005092022000000-1.jpg?ixlib=js-2.3.2&w=638&h=399&auto=format%2Ccompress&ch=Width%2CDPR&q=45&fit=crop&bg=FFFFFF&s=6ede7210f30d3e15a8093cfd10b1efa1)
ここが気になる
アマゾンの処方薬販売では、患者はオンライン診療などを受けた後、処方箋を発行してもらい、アマゾンのサイト上で連携する薬局に申し込みをします。薬局は患者にオンラインで服薬指導を行い、アマゾンの配送網を使って、薬を届ける仕組みです。利用者は診療から薬の受け取りまでネットで完結できるようになります。
アマゾンがサービスに参入するのは、新型コロナウイルス禍をきっかけにオンライン診療・服薬指導が、初診や初回でも可能になったことがあります。23年1月には、紙の処方箋をデジタル化した電子処方箋の運用も始まる予定です。病院や薬局での待ち時間がないため、特に定期的に薬を受け取る患者のニーズがあるとみられます。
ただ現状、オンライン診療は報酬が対面よりも低いため多くの医療機関が消極的で、患者の利用も限定的です。多数の顧客を抱えるアマゾンが参入することで利用者のニーズの掘り起こしが期待されています。店頭販売を重視してきた薬局のビジネスモデルに風穴を開け、コンビニの店舗数を超す6万店の淘汰につながるとの見方もあります。
![](https://article-image-ix.nikkei.com/https%3A%2F%2Fimgix-proxy.n8s.jp%2FDSXZQO2368811005092022000000-1.jpg?ixlib=js-2.3.2&w=378&h=377&auto=format%2Ccompress&ch=Width%2CDPR&q=45&fit=crop&bg=FFFFFF&s=3aeae28652e5c7e20ecc5a949f81fba2)
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この記事をまとめた人:勝野杏美
2018年入社。小売業界の取材を経て、現在は電子版と紙面の編集を担当。
2018年入社。小売業界の取材を経て、現在は電子版と紙面の編集を担当。
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September 06, 2022 at 05:00AM
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