インターネットバンキングを通じ、口座のお金を勝手に引き出される被害が、9月1日からの15日間で今年上半期(1~6月)を上回る184件に上ったことが警察庁の調べでわかった。大半は金融機関を装うメールでIDやパスワードを抜き取る「フィッシング」の手口とみられ、警察庁が注意を呼びかけている。
警察庁によると、ネットバンキングに無断で接続され、お金を引き出される被害は、今年上半期は全国で145件・被害額約3億2100万円だった。
ところが、8月は70件に急増し、9月はさらに1~15日だけで184件に達した。被害額は8月以降で計約3億8200万円となり、上半期を上回った。
被害の多くは、金融機関を装う「フィッシング」メールが原因とみられる。「取引目的の確認」などと題してメールやSMS(ショートメッセージサービス)を送りつけ、偽サイトに誘導して、ネットバンキングのIDやパスワードなどを入力させる手口だ。
被害が急増した要因は分かっていないが、「フィッシング対策協議会」(東京)によると、昨年8月に確認されたフィッシングサイトの数は9024件だったが、今年8月は5倍超の4万9221件に上った。犯罪グループが偽サイトの種類を増やすなど手口を巧妙化している可能性がある。
被害に気づかず、警察に届けていないケースもあるとみられる。警察庁は「不審なサイトにIDなどを入力してしまったら、すぐに警察や金融機関に相談してほしい」としている。
September 24, 2022 at 12:19PM
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ネット銀悪用の不正送金急増、「フィッシング」の手口が大半…被害に気づかない例も - 読売新聞オンライン
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