寺田総務大臣は、デジタル時代の公共放送の役割やNHKのインターネット活用業務の位置づけなどを検討するため、新たに作業部会を設置し、来週から議論を始めることを明らかにしました。
デジタル時代の放送の役割をめぐっては、総務省の有識者会議が先月、放送事業者がコンテンツ制作に注力するための環境整備の具体策や、NHKのインターネット配信の在り方を引き続き検討すべきことなどを盛り込んだ提言を取りまとめています。
この提言を受けて、寺田総務大臣は、閣議の後の記者会見で「現在、視聴者のテレビ離れやインターネットの普及など放送を取り巻く環境は急速に変化しており、時代の要請に応えていくための変革が求められている」と述べました。
そのうえで、インターネット時代における公共放送の役割や、NHKのインターネット活用業務の位置づけなどを検討するため、総務省の有識者会議のもとに、新たに「公共放送ワーキンググループ」を設置し、来週21日から議論を始めることを明らかにしました。
また、寺田大臣は、NHK受信料の今後の在り方について「『公共放送ワーキンググループ』での議論も十分踏まえて、幅広く国民や視聴者の皆様から十分に理解の得られるような姿にしていく必要がある。これからその点も含めて議論していく」と述べました。
September 13, 2022 at 12:10PM
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NHKのネット活用業務など検討する作業部会設置へ 寺田総務相 - nhk.or.jp
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