宮崎市フェニックス自然動物園では今月、園内で見つかった野鳥の死がいから鳥インフルエンザウイルスが見つかり、飼育している鳥の一部を防護ネットのある場所に移すなど警戒を強めています。
宮崎市フェニックス自然動物園では今月６日と９日に園内で死んでいるのが見つかった野生のカラスから高病原性の鳥インフルエンザウイルスが見つかりました。
園では３６種類、およそ６５０羽の鳥類を飼育していますが、現時点ではいずれも異常はないということです。
ただダチョウやエミューなど６種類は家畜伝染病予防法の規定でウイルスが確認された場合は殺処分することになっていて、園内の各所に消毒用のマットを設置するなど、感染防止対策に神経をとがらせています。
囲いのない池で飼っていたペリカンは屋根のある場所に移し、さらに野鳥が入らないよう、周囲を目の細かい網で覆いました。
このほかインコや水鳥など自由に飛び回る鳥を観察できる施設を閉鎖したり、名物のフラミンゴショーも中止したりと影響が広がっています。
宮崎市フェニックス自然動物園の竹田正人園長は「毎日、緊張感を持って体調を観察している。来場者には不便をかけるが、動物を守るために理解してもらいたい」と話しています。
January 16, 2023 at 04:02PM
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飼育している鳥を防護ネットのある場所に 鳥インフルに警戒｜NHK 宮崎県のニュース - nhk.or.jp
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