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ネット中傷で親戚自殺、自責の念胸にサイバー捜査…熊本県警の警視「犠牲、もう二度と」 - 読売新聞オンライン

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 インターネット上での 誹謗ひぼう 中傷から、親戚の女性が自ら命を絶つ悲劇を経験した警察官がいる。「彼女のような犠牲者を出してはいけない」。熊本県警サイバー犯罪対策課の渡辺和也警視(49)は、その思いを胸に、ネットにはびこる悪意に目を光らせる。(今泉遼)

 「ネットはもろ刃の剣。クリックしただけで被害者にも加害者にもなることがある。命を絶ってしまう人もいる」

 昨年11月28日、熊本市で開かれたサイバーセキュリティーについてのシンポジウム。登壇した渡辺さんは集まった聴衆に語りかけた。

 熊本県矢部町(現・山都町)に生まれた。教師を夢見ていた小学5年の時、かつての担任が息子の手で命を奪われた。子供心に不条理な事件を許せず、警察の道を志すようになった。

 九州工業大(北九州市)を卒業し、1998年に警察庁の技官に採用された。鹿児島県警生活環境課や警察庁情報技術解析課などを経て、2021年3月から熊本県警に警察官として出向。サイバーパトロールでネットの中傷やなりすましを警戒し、著作権を無視した映像や音楽の売買などの捜査に携わっている。

 その傍らで、警察学校でサイバー犯罪について教える。同じように大切にするのが、企業や自治体に向けて開く講演だ。テーマはサイバー犯罪や「ネットリテラシー」の大切さ。「加害者にも被害者にもならないために、書き込みが誰かを追い詰めていないか、トラブルに発展しないか、よく考えてほしい」と訴える。

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January 23, 2023 at 01:00PM
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