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「ネットの寵児」を生んだ青年期のもがき GMO熊谷会長兼社長 - 日経ビジネスオンライン

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どん底で見た夢に懸ける(1)

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八巻 高之

日経ビジネス記者

1999年に独立系インターネット企業として初の上場を実現させた。時価総額で計1兆3000億円を超える企業集団を一代で築き上げた「ネットの寵児(ちょうじ)」。起業の原点には、厳しい父の存在と、自らの役割を探り続けた青年期のもがきがあった。

熊谷 正寿(いしだ・ただまさ)氏

熊谷 正寿(いしだ・ただまさ)氏

★★ここにプロフィールをお願いします★★(写真=的野 弘路)

 GMOインターネットグループは、上場企業9社を傘下に抱える従業員が計7361人のネット企業集団です。14期連続で増収増益を続け、2021年12月期に連結売上高は2400億円を突破しました。

 強みは、ネットになくてはならない、そして決してなくならない「岩盤ストック収益」にあります。例えばウェブサイトの公開に欠かせない当社のレンタルサーバー事業。日本国内の法人や事業所の半分が利用するほど、皆さんの生活になくてはならない存在になっています。ほかにも決済、サイバーセキュリティー、電子商取引(EC)などネットで不可欠なインフラで「業界No.1」の事業を数多く持つことを武器に、成長を続けてきました。

 私は、幸運な男だったのだとつくづく思います。高校中退だった私が、インターネットの勃興期に立ち合い、さらにここまでの成長を共にかなえる素晴らしい仲間たちにも出会えたのですから。

 今年60歳を迎え、周囲に期待される「創業者・熊谷正寿」という役割を、何としてでも引退まで演じきらねばならないという意識も出てきました。しかし、そもそも「自分の役割」とは何か、もっとがむしゃらに探っていた時代が私にはありました。それは17歳から20代前半にかけての日々です。

 当時の私は、実家の家業や父との関係の中で、とにかく必死にもがいていました。どん底も経験する中で描いた夢こそが、今のGMOインターネットグループの原点になりました。

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August 17, 2023 at 10:00PM
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