ロッテのサヨナラ犠飛巡り「リプレー映像なし」の珍事にネット騒然「リクエスト意味ねえじゃん」：中日スポーツ ... - 中日新聞

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９回ロッテ１死二、三塁、荻野貴司の犠飛でタッチアップのタイミングのリプレー検証を待つ両チームナイン

◇12日　ロッテ―西武（ZOZOマリン）

　ロッテのサヨナラ犠飛を巡るリクエストで「リプレー映像なし」という珍事が発生。SNS上も騒然とした。

　1―2で迎えた9回、ロッテは1点を奪ってなおも1死二、三塁とすると、荻野が放った浅い中飛で三走の岡がタッチアップ。送球はそれ、そのままサヨナラ勝ちとなったかに見えたが、西武側がタッチアップのタイミングを巡ってリクエストを要求した。しかし、本田球審は「リプレー映像はありませんので、判定通り得点とします」と説明。ベンチ前で待機していた荻野が、チームメートから改めて水をかけられ祝福を受け、西武側はぶぜんとしていた。

　この珍事にX（旧ツイッター）上も話題沸騰となった。球場で観戦していたファンは「リプレー映像あります」とスマホで撮影した動画をアップ。「映像ないならリクエスト意味ねえじゃん」「もっとカメラを増やし、精度を良くしてほしい」と不満も漏れたほか、「映像はなくても塁審は見てるはず」という意見もあった。

　パ・リーグのアグリーメントによるとリプレー映像は当該試合のテレビ中継映像を用いるとし、「確証のある映像がない場合は審判団の判断とする」となっている。