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ネットを見た際に過去に閲覧したサイトに関連した広告が表示されることがありますが、こうしたプライバシーをのぞかれているかのような追跡型の広告については、今後は閲覧履歴のデータを提供するかどうかを選べるようになりそうです。 あるウェブサイトを訪れたりアプリを使おうとすると、こんなポップアップが出てくることはありませんか。 クッキーの利用に同意するのか、しないのか。 これで「同意しない」を選ぶと、そのページが閲覧できなかったり、アプリが利用できない場合も。 このクッキーの利用に対して新たな制限を設けようと、国が動き出しました。 そもそもクッキーとは、訪れたサイトから利用者のススマートフォンやパソコンに保存される利用者の情報のこと。 サイトを訪れた日時や回数、閲覧履歴などクッキーとして保存されます。 ツイッターの声：「実は同意をクリックするのが少し怖い」「必要な時は即同意する」 そんな印象を持たれているクッキー。 実は、閲覧しているサイトの他にそのサイトに広告を出している企業にも提供され、データとして利用されているのです。 例えば、どのサイトを利用していても自分が興味を持つ分野の広告ばかりが表示されるようになるのは、クッキーの情報を利用しているから。 ターゲティング広告といい、約6割の人がこうした広告が「煩わしい」と感じているといいます。 今回、総務省はこの広告サイトへクッキーを提供する際に利用者が拒否できる仕組みを事業者に義務付けることを明らかにしたのです。 しかし、そうなると広告主はどうやってデータを集めるのか。 ツイッターの声：「改めて閲覧データのことを考えるようになった」「有料で広告なしが主流になるのかな」 クッキーの使用の制限でこれからのインターネットがどう変わっていくのか。
December 01, 2021 at 09:10PM
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