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ネット通販に潜むわな だまされないための心得|NIKKEI STYLE - 日本経済新聞

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ネット通販のトラブルも増えている(写真はイメージ=PIXTA)

家に居ながら世界中の商品を手軽に買えるネット通販は便利だが、半面、落とし穴も多い。本物そっくりの偽物をつかまされたり、写真と違う商品が届くこともしばしば(図1)。決済に使ったクレジットカード情報が流出し、第三者に使われる危険もある(図2)。主な流出原因は通販事業者側の落ち度(情報漏洩)と、通販サイトをかたった詐欺メールに引っかかるなど自らのミスだ。

図1 ネット通販で油断は禁物だ。注文した商品と違う安物や偽物が届くことも。届くならまだましで、商品が届かずお金だけ取られることもある
図2 ネット通販で利用したクレジットカード情報が外部に漏れて、自分の知らないところで勝手に使われることも。通販サイト側の落ち度で漏れた場合、補償を受けられることもあるが、根本的な事後対応策は当該カードの利用停止しかない。事前対策として、残高が少ないプリペイドのクレジットカードをネット通販用に用意しておく手もある

写真や説明文などで見極める

痛い目に遭いたくなかったら、まず怪しい通販サイトで購入しないのが大原則。海外でなく国内のサイトでも、製品の写真や価格、紹介文などをよく見て判断したい(図3)。例えば、製品の写真がない、または明らかに加工した写真を使っているようなら、「商品そのものが存在しない」あるいは「現物が手元にない」というケースが考えられる。

図3 いかにも加工したような製品写真、いかにも機械翻訳っぽい日本語の説明文、相場からかけ離れた激安価格。ネット検索でこうしたショップに遭遇しても、安易に飛び付くのはやめよう

紹介文の日本語も見極めのポイントだ。機械(翻訳アプリ)で訳しているような文面だった場合、もしトラブルがあっても日本語での対応が難しい可能性が高いので絶対に避けるべきだ。価格も要チェック。価格調査サイトで当該商品の価格相場を確認し、極端に安かった場合は避けること(図4)。

図4 「価格.com」などの販売価格調査サイトで、目星を付けた商品の価格相場を確認しておく。調査サイトの最安値よりも極端に安いものは怪しい

偽物や違う商品が届いた場合は、購入店舗に問い合わせて交換か返品を要求する。それでもらちが明かなければ、各都道府県のサイバー犯罪相談窓口や消費者センターに相談する(図5)。ただし、海外サイトへの対応は難しい。

図5 まずは購入した販売サイトに問い合わせ、満足のいく対応が得られなければ、各都道府県の警察本部に設置されたサイバー犯罪の相談窓口に相談する。ただし、海外の販売サイトだと対応は難しい

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May 28, 2021 at 01:00AM
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