
中小企業もSNSの活用で、販促やブランディングの可能性が広がる一方、「ネット炎上」による経営リスクとも無縁ではなくなりました。自社に落ち度がないのに炎上するケースもあります。SNS炎上対策をサポートするリリーフサインの取締役COO・四家章裕さんが、中小企業に起こりうるリスクについて事例などをもとに解説します。
「ネット炎上」とは
経営者や後継ぎのみなさま、「ネット炎上」を経験されたことはあるでしょうか。「炎上」の定義に決まったものはありませんが、筆者が属する会社では、以下のように定義しています。 “ある特定の事案や対象に対するネガティブなニュアンスを含んだ書き込みが、短時間に拡散し、多数の人の目に触れる状態。” 特定の事案や対象とは、自社が行ったプロモーション、従業員や経営者の行動、自社の製品の瑕疵、内部告発や情報漏洩など、様々なケースが考えられます。そして、それに対して非難するような書き込みが、数時間のうちにリツイートなどで拡散され、より多くの人がその事実を知る状況になります。
小規模企業ほどダメージが深刻に
「自社は炎上とは無縁だ」「対岸の火事」と思われる経営者の方もいるのではないでしょうか。また、「うちの会社はそんなに有名じゃない」、「炎上したって、うちぐらいの規模じゃ商売に影響しないでしょ」と思われている方々も少なくありません。 もちろん、有名企業はネット炎上の発生リスクが高く、ニュースメディアに取り上げられやすいのは事実です。しかし、そうでない企業が炎上しないというわけではありません。ネット炎上は、ニュースメディアに取り上げられるものだけではありません。むしろ、規模が小さかったり、知名度が低かったりする方が、ダメージが大きく、事業の継続に影響することにもなりかねません。 最近のネット炎上は、進行がとても速いのが特徴です。しかも深夜や休日など、企業が活動していない時間帯に燃え広がることも多いのです。知らぬ間に自社が炎上し、翌朝や休み明けに、メディアからの取材依頼でその事実を知ったというケースは最悪です。 この時点では恐らく、手がつけられないぐらいの大火事になっていることでしょう。報道され、さらに多くの人に知られ、鎮火するまでひたすら耐え忍ぶことしかできなくなります。そして、このような炎上は、自社に全く責任がない状況でも起こりうるのです。
November 06, 2021 at 11:08AM
https://ift.tt/3BXzrle
中小企業こそダメージが大きい「ネット炎上」 SNSアカウントが無くても潜むリスク(ツギノジダイ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
https://ift.tt/3aYsXq7
Mesir News Info
Israel News info
Taiwan News Info
Vietnam News and Info
Japan News and Info Update
Bagikan Berita Ini
0 Response to "中小企業こそダメージが大きい「ネット炎上」 SNSアカウントが無くても潜むリスク(ツギノジダイ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース"
Post a Comment