![](https://amd-pctr.c.yimg.jp/r/iwiz-amd/20210919-00010000-ffield-000-1-view.jpg)
国民年金保険料を納付しないまま放置しておくと、将来受け取る老齢基礎年金の年金額が減額されます。今回は、保険料の未納期間を確認する手段として「ねんきんネット」の利用方法について解説します。
保険料の未納期間があると老齢基礎年金が減る
満額の老齢基礎年金を受給するためには、20歳から60歳までの40年間のうち、保険料納付済期間(以下のいずれかの条件を満たす期間)が480月あることが必要です(※1)。 (1)第1号被保険者(自営業者など)として国民年金の保険料を納めた期間 (2)第2号被保険者(厚生年金保険の被保険者および共済組合の組合員)であった期間 (3)第3号被保険者(第2号被保険者に扶養されている配偶者)であった期間 この期間に国民年金保険料の未納があると、その月数分だけ年金額が減額されます。 老齢基礎年金額=満額の老齢年金額×保険料納付済月数/480月 例えば、未納期間が12ヶ月あると保険料納付済月数が468月となり、令和3年度の老齢基礎年金の満額である年間78万900円に対し、40分の39に相当する76万1378円に減額されます。 78万900円×468月/480月≒76万1378円 なお、国民年金保険料の免除期間(※2)がある場合は免除割合に応じて月数が調整されますが、ここでは国民年金保険料の免除期間がなかったものとして説明しています。 ただし、産前産後期間の保険料免除期間は、保険料納付済期間の月数として扱われます(※3)。また、納付猶予制度(※2)や学生納付特例制度(※4)により保険料の支払いを猶予されていた期間については、その後10年以内に保険料を追納しない限り、年金額の計算では未納期間と同様に扱われます(※5)。
未納期間の有無を確認する方法は
過去に保険料の未納期間があったか否か確認する手段として、以下の3とおりの方法があります。 1. 市区町村役場や年金事務所などで確認 お住まいの市区町村役場の年金担当課、全国の年金事務所または街角の年金相談センターで、年金加入状況の確認を行うことができます。なお、年金事務所などの窓口で相談する際には基礎年金番号が必要になります(※6)。 2. 「ねんきん定期便」で確認 毎年の誕生月に届く「ねんきん定期便」で、保険料の未納の有無を確認できます(※7)。 ねんきん定期便は、節目の年(35歳、45歳、59歳)に届く封書形式と、それ以外の年に届くはがき形式の2種類があります。 封書形式のねんきん定期便には、加入期間の全ての年金記録情報が記載されており、過去の未納月数と未納時期の確認が可能です。一方、はがき形式では過去1年間での未納月の有無を確認できます。 3. 「ねんきんネット」を利用して確認 日本年金機構のインターネットサービス「ねんきんネット」を利用すると、これまでの年金の加入記録や将来の年金の見込額といった年金情報を、パソコンやスマートフォンでいつでも確認することができます(※8)。
September 19, 2021 at 05:50AM
https://ift.tt/3EuODbQ
年金保険料の未納はありませんか?「ねんきんネット」の利用方法教えます(ファイナンシャルフィールド) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
https://ift.tt/3aYsXq7
Mesir News Info
Israel News info
Taiwan News Info
Vietnam News and Info
Japan News and Info Update
Bagikan Berita Ini
0 Response to "年金保険料の未納はありませんか?「ねんきんネット」の利用方法教えます(ファイナンシャルフィールド) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース"
Post a Comment