東京オリンピックのほとんどの競技会場が無観客となる中、大阪にあるIT企業は、インターネット上で同時に競技を観戦できる仮想の職場を作り、社員どうしで観戦を楽しむことにしています。
大阪に本社のあるIT企業は、インターネット上の仮想の職場に、社員が同時に東京オリンピックの競技を観戦することができる「ライブビューイング」の会場を作りました。
緑の芝生など競技会場を意識したデザインになっていて、社員たちは自宅のテレビで試合を観戦しながら、音声通話やチャットで感想を言い合うことができます。
この企業は新型コロナウイルスの影響で、去年2月から社員全員がリモートワークを行っていて、オリンピックを社員どうしがつながる機会にしたいと考えています。
社員がお互いに呼びかけながら好きな競技を観戦することができることになっていて、大会期間中はライブビューイングでの観戦を最大で8時間まで業務時間として認めるということです。
IT企業「アジャイルウェア」の代表取締役CEOの川端光義さんは「コロナのリスクを抑えながら社員どうしの良好な関係を築き、業務の成果を挙げていくために、オリンピックは最適な機会だ。工夫しながら社員のモチベーションを上げていきたい」と話していました。
July 17, 2021 at 06:39AM
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IT企業 ネット上の仮想職場で五輪観戦 社員つながる機会に - NHK NEWS WEB
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