100年前の関東大震災から東日本大震災に至るまで、災害時にデマ情報が流布される現象が繰り返されてきた。AI(人工知能)の進化で偽の画像や映像が容易に作成され、インターネットで拡散する恐れも加速している。デジタル時代のデマにどう向き合えばいいのか。ネット上のデマの検証活動に取り組む団体「リトマス」を主宰する大谷友也さん(36)=千葉県在住=に話を聞いた。(鳥尾祐太)
おおたに・ともや 1986年生まれ。東日本大震災の直後に、ツイッターのアカウント「東北関東大震災に関するデマまとめ(現・ネット上の情報検証まとめ)」を開設。注意喚起のツイートを行った誤情報の数は2カ月間で100を超えた。アカウントのフォロワー数は現在、6万6千人を超えている。
疑ってみると分かることが多いディープフェイク
――大学院在学中に起きた東日本大震災がデマの検証活動を始めるきっかけだったそうですね。
「当時はほとんど一日中ネットを見る生活を送っており、流れてくる情報の中にデマが含まれていることに気づきました。実際には支援物資が届いているのに、『まだ届いていない』という古い情報が出回るケースが目立ったほか、千葉・市原のコスモ石油のガスタンクが爆発した際、有害物質が雨などと一緒に降る、といったデマもあった。誤った情報が拡散されているのを見て、もどかしさを感じました」
――2月のトルコ・シリア地震でも、日本のSNSで「原発事故が起きた」といったデマが拡散しました。デマを見抜くにはどうすればいいのでしょうか。
「ネット上で広がっている情…
March 17, 2023 at 08:00AM
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ネットに流れるその災害情報はデマ? 検証団体の主宰者に聞く注意点:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル
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