日本書紀にも地名が登場し、交通の要所として発展してきた伏見区深草地域の歴史や文化を次代に引き継ごうと、深草支所などでつくる実行委員会が、古写真などの資料をインターネットで公開する「デジタルアーカイブ」の取り組みを始めた。資料となる古写真や絵はがき、地図などを9月10日まで募集しており、「人々がこの地域で蓄積してきた歴史を伝えていきたい」としている。(内田桃子)
同地域は、豊臣秀吉の伏見城築城で街道が整備され、伏見人形や深草うちわなどの伝統産業も発達。明治以降は陸軍施設も多く建設され、戦後はそれらが公共施設や住宅地になるなど、独自に発展を遂げてきた。
だが、少子高齢化などで歴史や文化の継承が課題となっており、歴史を写真や動画からひもとき、地域ぐるみの財産として次代に残そうと、文化庁の補助金を活用したプロジェクトを始めることになった。
募集のテーマは「将来に
応募は自由で、伏見区のホームページなどにある応募用紙に必要事項を記入し、深草支所まちづくり推進担当に持参するか郵送する。資料は実行委員会で選定の上、デジタルアーカイブにして特設ホームページで公開し、シンポジウムやパネル展などで活用する。
実行委員長で龍谷大の松浦さと子教授(社会学)は「フレームの外のストーリーを掘り起こし、継承していければ」と話す。問い合わせは同担当(075・642・3203)。
July 02, 2021 at 03:00AM
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深草の歴史 ネットで継ぐ - 読売新聞
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