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いつ卵が買えるのか困っている方も多いと思います。 深刻な卵不足が続くなか、札幌市内のスーパーに道外の養鶏業者から支援の手が差し伸べられ、卵が入荷しました。
鳥インフルエンザの影響で長期化する「卵不足」。
いったいいつまで続くのでしょうか。先月、鳥インフルエンザの影響で殺処分を行うことになった千歳市の2つの養鶏場を運営する会社は…。
ホクリヨウ松岡昌哉専務)
「7月の終わりから1棟ずつ、1棟というと3万羽ぐらいの規模になるんですが、徐々に(ニワトリを)入れていかないといけない。生み出しの卵は小さいし、いろいろな状況があるので、実際に流通経路に流れて、量販店の店頭に並ぶようになるにはおそらく9月ぐらいになると思うんですよね。完全に回復するには、70万羽淘汰した分が全部入ってくるとなると、来年の4月末か5月末ぐらいまでかかります」
卵の供給が元に戻るまであと1年はかかるそうです。
こうしたなか札幌市のスーパーで先ほど、新たな動きが…
廣瀬美羽記者)
「午後3時を過ぎました、店頭にたくさんの卵が並べられていきます」
およそ2か月ぶりに690パックもの卵が届いたのです。送ってくれたのは、兵庫県姫路市で卵を生産・販売する藤橋商店。そのきっかけが…。
藤橋商店 平野真央さん)
「北海道テレビのネットニュースを拝見しまして、そちらで北海道の状況を知ったところから始まりました」
自社の通販サイトもあるんですが、4月ごろから北海道の方からの注文がすごい増えていまして」
きっかけとなったのがこちらのニュース。
藤澤達弥アナウンサー)※4月7日放送分
「2、3日前まではこちらにも卵が並んでいたんですが、いまはここまで規模が縮小されています。午前11時現在卵はまったく並んでいません」
インターネットでHTBのこのニュースを見てキテネ食品館に連絡したそうです。
キテネ食品館中塚誠代表)
「私自身も夢のようなお話で、そんないい会社あるのかなと」
客)
「これはいいですか?もらっていって?」
キテネ食品館中塚誠代表)
「どうぞ持っていってください」
兵庫からの輸送費を入れると通常の卵より100円ほど高い1パック431円での販売となりましたが、早速、嬉しそうに手に取る買い物客の姿が。
客)
「ようやく買えました」
「びっくりした。近所の人に言ってあげたいぐらい」
こちらのスーパーでは今後も藤橋商店から卵を仕入れ販売していきたいと考えています。
藤橋商店平野真央さん)
「久しぶりに卵を召し上がる方もいると思うので、栄養たっぷりの卵を食べていただいて、これからの夏を乗り切ってもらたらなと思います」
キテネ食品館中塚誠代表)
「改めて、当たり前の日常がどれだけ大事かわかりますね。困っている方々のためになるというのが一番かなと思います」
<スタジオ>
改めてホクリヨウに聞いた卵の見通しです。
・養鶏場内の消毒などを行い保健所の許可が出れば最短で7月下旬から徐々にニワトリを飼い始める予定。
・ただ、すぐに卵を産んで商品になるわけではないので店頭に並ぶようになるのは9月ごろになる。
・9月以降ニワトリの数を増やし来年の4月末から5月末ぐらいには元の供給量まで回復したいと話していました。
May 22, 2023 at 04:39PM
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北海道で深刻…卵不足 道外から支援の手「ネットニュースで状況知った」“解消の見通し”養鶏業者は… - HTB北海道ニュース
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