２２日に砺波市で開幕する「２０２３となみチューリップフェア」に向け、メイン会場となる砺波チューリップ公園で１７日、開花調整のため大花壇を覆っていた遮光ネットの取り外しが始まった。公園を管理する市花と緑と文化の財団によると、３、４月に高温の日が多く、例年開幕時に会場全体の約３割が開花するよう調整しているが、今年は約５～６割になる見込み。
遮光ネットは日差しの７割を抑えて、花の成長を遅らせる。今年は昨年より２週間早い２月２８日に取り付けたが、気温が平年より高めに推移した影響で、例年より１週間から１０日ほど開花が早い。中生（なかて）品種の「黄小町」や「とやまレッド」は見頃を迎えている。当初１４日にネットの取り外しを予定していたが、高温で成長が早まることを考慮し、１７日に遅らせた。
この日は市内の造園業者６人がネットを撤去した。作業は１９日ごろまで続く。同財団の三上亜紀代主査（４８）は大花壇の満開は２４～２６日ごろになるとし、「フェア開幕時が見頃になりそう。ぜひ早めに来てほしい」と呼びかけた。
April 17, 2023 at 09:44AM
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大花壇の遮光ネット取り外し となみチューリップフェア、見頃は開幕時｜北日本新聞webunプラス - 北日本新聞社 webun
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