箱根駅伝に観衆詰めかけ「赤テロップ」トレンド入りネットでは賛否交錯 - 中日スポーツ・東京中日スポーツ

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観戦自粛の告知をしながら業務する関係者

◇3日　第97回箱根駅伝・復路(神奈川県箱根町―東京・大手町間)

　日本テレビ系で生中継された箱根駅伝の放送中に注意喚起のために画面に流れた「沿道での観戦はお控えください」の赤いテロップが注目を集め、「赤テロップ」が3日にヤフーのリアルタイム検索のトレンドランキング入りした。

　新型コロナウイルス感染拡大防止のため、今大会は沿道での応援を自粛するよう主催者側から通達されていたが、往路、復路を通じて規制できるスタート地点などを除く、多くの区間で沿道に観衆が詰めかける場面が見られた。

　今大会は「応援したいから、応援にいかない。」を掲げて開催されたのだが、実際は観衆が連なった箇所も多く、インターネット上でも多くの意見が交錯。「密密の密だったわ」「せっかく選手や関係者が努力して開催できたのに…　約束を守れない人がこんなに…　これが日本なのか」「オリンピックはきっとこれ以上になる」との批判的な声が挙がった。
　一方で「一部区間を除けば密というほどでもないし、屋外だし。そこまで厳しくいうほどかな」との意見もあった。