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テレビが擦り寄る「ネットの話題」 押しつけられる“一体感” 画面に流れるコメントの“薄っぺらさ”(withnews) - Yahoo!ニュース

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なんとか連動しようとしたテレビ局

Twitterが日本でサービスを開始したのが2008年。その後、スマホ保有率の高まりとともにTwitter人口もどんどん増えた。今ではテレビを見ながらスマホをいじる人も多く、TwitterトレンドやYahoo!ニュースアプリの「話題」タブでは、常時テレビネタがランクインする。 テレビの話をネットでする――もとはといえば、2ちゃんねるの「実況」スレッドなどで、同時に同じテレビ番組を見ながらまったりしたり、盛り上がったりする人たちがいる。TwitterというとっつきやすいSNSが登場すると、リアルタイムでワイワイ盛り上がる人たちの層が拡大した。 そしてテレビ局は、Twitterとなんとか連動しようとした。ネット上の評判を無視できなくなったという背景がありつつ、「今Twitterが流行ってるから、取り入れれば注意を惹きつけられるカモ。テレビだっていつまでも頭の古いメディアじゃないんだもんね」という考えがあったのは想像に難くない。

カクカクとぎこちない“弾幕”

2011年、日本テレビは、7月スタートの連続ドラマ「ピースボート-Piece Vote-」において、放送中、Twitterなどに投稿されたコメントを表示すると発表。〈検閲〉が通ったものだけで、文字通りリアルタイムではないが、ニコニコ動画のコメントのように左から右へ流れる仕組みだ。 結果、運営がてんやわんやだったのか、テレビにコメントを表示させたいと思う人が少なかったのか、表示されるコメントは多いとはいえず、また内容も「おとなしい」ものばかり。盛り上がりに一役買ったとはいえなかった。どんなユニークな事態になるかと注視していた人たちは肩透かしを食らうとともに、表示されたらされたで、〈コメントが気になって内容が入ってこない〉という体験をすることになる。 ちなみに、コメントが流れる動きもどことなくカクカクとぎごちないものだった。最後の最後ではエンドロールのほうがササーッとスムーズに流れ、ヨチヨチ進むコメントを追い抜いていったものだ。ただしそれが「何だアレは!」などと炎上騒動になることはなく、アリかナシかはさておき、ネットを使っている側にも、テレビがもがいている姿はじゅうぶんに伝わってきた。

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August 29, 2020 at 05:00AM
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