オードリー・ヘプバーンが映画で履いたサンダルから名付けられたとされる「ヘップサンダル」。足の甲だけが覆われたつっかけタイプで、近所に行く時の履物として根付いてきた。それを川東履物商店（奈良県大和高田市）がモダンに生まれ変わらせたブランド「HEP」が売れている。
発売は2020年2月。全国の雑貨店などで売る計画だったが、コロナ禍で営業休止が相次いだ。販売が見通せなくなり、急きょ同年4月にネット通販を始めた。
それでも4代目の川東宗時さん（33）が大事にするのは、対面でのやりとりだ。東京を中心に全国を飛び回り、即売会などのイベントを開催。旅館や銭湯で実際に使ってもらう取り組みも広げている。多くの人に興味を持ってもらうことで、その場で買ってもらえなくても、後日ネットでの購入につながることが少なくないという。
「ネットとリアルの相乗効果」
消費者には、履物の産地・奈…
November 15, 2022 at 06:53PM
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コロナ禍で急きょネット販売、「ヘップサンダル」がヒットした背景は：朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル
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