中国政府が国内インターネット企業への締め付けを緩める中で、熾烈（しれつ）な価格競争が復活しつつある。ネット各社の利益率を圧迫する恐れもあり、投資家は警戒感を強めている。
21日の香港株式市場で、電子商取引大手の ＪＤドットコムは8.5％安で終了。拼多多などライバル企業と競い合うため100億元（約2000億円）規模の補助金キャンペーンを計画しているとの報道が嫌気された。
ハンセンテック指数は3.6％安で引け、終値ベースでの年初来安値となった。 アリババグループは4.2％安、テンセント・ホールディングス（ 騰訊）は４％下げた。
ユニオンバンケールプリヴェ（ＵＢＰ）のマネジングディレクター、ベイサーン・リン氏は、ネット各社が「２年間の慎重姿勢とコスト削減を経て、再び投資と競争に向かおうとしている」と指摘。
ネット企業側は「中国の消費見通しと規制環境の正常化に楽観的」だが、補助金ベースの競争は電子商取引業界全体にとってはマイナスだと述べた。
原題： China Tech Giants Tumble as Resurgence Spurs Fear of a Price War （抜粋）
February 21, 2023 at 06:36PM
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中国ネット大手、価格競争復活へ－香港市場で株価急落 - ブルームバーグ
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